皇室に関する情報発信を強化するために、2023年4月に新設された広報室。初代の室長を務めた藤原麻衣子氏が退任し、6月23日付で警察庁から出向の坂本俊介氏(45歳)が就任した。
「藤原氏は在任中の2年間、宮内庁の公式HPの大幅リニューアルや、YouTube、Instagramの公式アカウント開設など、広報体制を強化してきました。坂本氏は東大卒で、警察庁では彼女の後輩。国際テロリズム対策課やサイバー企画課などで腕を振るってきた、バリバリのキャリア官僚です」(皇室担当記者)
宮内庁の広報の土台をつくった藤原氏だが、退任前には「最後の大仕事」を成し遂げている。
6月4日~17日の佳子さまのブラジル訪問中、現地を移動する国内線の機内にて、一般の乗客が佳子さまの寝顔を盗撮して、X(旧Twitter)にアップするという事件が発生。日本国内でも報じられて大きな反響を呼び、波紋が広がった。
宮内庁は即座に対応し、佳子さまが帰国される前にX社に対して、「投稿が同社の指針に違反していないかどうか」を問い合わせたという。
16日の記者会見で宮内庁の黒田武一郎次長は、「15日にX社から『ポリシー(指針)上、削除を含む対応は困難』と回答があった」と明かした。何事も後手に回ることが多い宮内庁にしては、異例なほど素早い対応だ。
「本来であればこういったケースでは、秋篠宮ご夫妻や佳子さまの意向を受けてX社に問い合わせるのが通例ですが、実は退任直前の藤原室長が自らの判断で行っていたのです」(宮内庁関係者)
上司に判断を仰ぐ前に、自らの責任で事態の収拾に向けて動く――組織人としては非常に有能なようにも見えるが、藤原氏が迅速に対応した理由はそう単純でもなさそうだ。
「X社からの回答は、紋切り型でそっけないものでした。もし秋篠宮ご夫妻に言われてから問い合わせて、この回答で納得されなければ、何度も何度も問い合わせを繰り返す必要があるかもしれません。
秋篠宮さまも紀子さまも、ご自身の思いが通らないと不機嫌になることがたびたびありますからね。事件がより面倒なことになる前に、自ら率先して動いたほうが、ご夫妻を納得させやすいと判断したのでしょう」(宮内庁関係者)
坂本新室長への申し送り事項の中には、秋篠宮ご夫妻への対応策も含まれていたのかもしれない。
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