大阪・関西万博は開幕から78日目となった6月29日、関係者を含めた来場者が1000万人を突破したということです。突破を受けて博覧会協会は会場内でセレモニーを行われました。 セレモニーは石毛事務総長が出席し、「私たちが思っている以上に来場者が増えて、想定よりも早く1000万人を達成しました。夏本番ということで、ぜひサマーエキスポ、夏の万博を楽しんでもらいたいです」などと話しました。

1000万人目の来場となったのは山形県山形市から来場している浅野和宏さん(46)一家です。浅野さん一家には記念品として、7月19日から8月末まで何回でも入場可能な「夏パス」、非売品の「ミャクミャククリスタル」や日傘や帽子の暑さ対策グッズなどが贈られました。浅野さん一家は、娘のゆあさんの誕生日と父・和宏さんの誕生日のお祝いを兼ねて来場したということです。また、1000万人達成を記念して記念スタンプが作られ、お披露目されました。▼28日は過去最多の来場者数博覧会協会は開幕77日目となった6月28日の来場者数は約19万5000人と発表しました。このうち関係者は1万8000人で、一般の来場者は17万7000人でした。開幕日以降で、1日の来場者数として最多だった、5月31日(土)の18万7762人、一般来場者数16万9923人を上回り過去最多を更新しました。6月28日までの累計の来場者数は、985万6285人、関係者を除く一般の来場者は848万9701人となっています。28日は万博会場では、花火イベント「JAPAN FIREWORKS EXPO」が行われ、日本三大花火大会の1つである「大曲の花火」から数社の花火が打ち上げられたということです。