現在、孤独死の数は年間7万人以上にのぼるが、“身寄りのない人たち”が多くを占めているようだ。
都内を中心にさまざまな現場で特殊清掃を手がけるブルークリーン株式会社で働きながら、特殊清掃の実態を伝える登録者5万3000人以上のYouTubeチャンネル「特殊清掃チャンネル」を運営している鈴木亮太さんに、身寄りのない人が孤独死した場合、どのような事態になるのか話を聞いた。

「一般的な特殊清掃の場合、人が倒れていた箇所の体液を除去して洗浄し、部分的な解体をして念のため壁紙をはがし全体に薬剤処置をするだけで済むのですが、建物全体に臭いが染みついてしまうと大変です。