2本足で立ち上がる姿で人気を集めた千葉市動物公園(若葉区)のレッサーパンダ「風太(ふうた)」が22歳になるのを記念し、同園は誕生日の7月5日にイベントを開催する。
風太は2003年に静岡市の日本平動物園で生まれ、翌年に繁殖のため千葉市動物公園に来た。同園によると、国内で飼育されているレッサーパンダとしては最高齢。2本足で立つことはなくなり、屋内の涼しい場所で過ごすことも多いが、気候が穏やかな日は展示場を歩き回ることもあるという。
イベントは午後1時半から、同園動物科学館1階のレクチャールームで開く。飼育担当者が風太の近況を紹介するほか、リンゴやサツマイモなどの好物をケーキ風に盛りつけた餌を風太に贈る様子を生中継する。この日来園した先着2000人には、特別なデザインを施したカードを配布する。
同園の担当者は「ぜひ一緒に誕生日を祝ってほしい」と呼びかけている。