移動に欠かせない交通手段のひとつである電車。しかし、通勤や通学の時間帯は混雑するため、殺伐とした雰囲気がある。車内では譲り合いの精神を持って、お互い気持ちよく過ごしたいものだ。
今回は、マナーの悪い客に腹が立ったという2人のエピソードを紹介する。
◆無言で割り込んできた男性にイライラ
朝の通勤ラッシュの時間。早見玲香さん(仮名・20代)は、いつものように電車を待つ列の最後尾に並んでいた。
すると突然、中年男性が“当たり前のように”横から列に割り込んできたという。
「私や周りの人に目をやることもなく、無言でスッと入ってきたんです。男性は、まったく悪びれる様子もなく、気まずさも感じていないようでした」
せっかく早くから並んでいた早見さんは、次第にイライラが募ってきたそうだ。