旅は楽しみたい。でも、できるだけコストは抑えたい…そんな思いはだれしもあるはず。ESSEonlineライターのハギヤマジュンコさんは、旅が大好き。先日、同世代の友人と2人で2泊3日の沖縄旅行へ行った際、「楽しみはしっかり、でもお金のかけどころは絞る」というスタイルで、上手に旅を満喫したそうです。今回は、そんな“無理しないでも満足度の高い”沖縄旅の工夫をご紹介します。
旅のコストで大きく差が出るのが航空券。
【写真】お土産は「配送」しない
今回はPeach(LCC)のセールを利用し、関西~沖縄の往復で1万2250円という破格のチケットを確保。座席指定+20kgの受託手荷物つきでこの価格は、かなりのおトク感でした。
予約は数か月前に、タイミングを見て早めに購入するのがコツです。セール情報のお知らせも届くので、よく使う航空会社はアプリを入れる、または会員登録しておくのもいいかもしれません。「行く!」と決めたら、まずは航空券から動くのが節約の第一歩。
沖縄旅は基本、車移動がメイン。今回は軽自動車(4人乗り)を楽天トラベルで予約し、クーポン利用で1台6300円(2泊3日)というお手頃価格で確保できました。
ガソリン代も少なくすみ、高速料金も軽自動車価格! さらに、狭い道の多い沖縄の観光地でも運転しやすかったのがいいところ。
「2人旅なら軽で十分」と割りきったことで、コストもストレスも減らすことができました。
宿泊費はあくまで休むための場所と考え、今回はビジネスホテル系のシンプルな部屋で2泊3日素泊まり、2人でなんと1万5602円! 1人およそ7800円でした。旅の目的がグルメと買い物だったこともあり、「日中はとことん遊んで、夜は寝るだけ」と割りきることで、旅全体のコスパがアップ。
ホテル選びにこだわりすぎないのも、賢い旅のポイントです。
お金をかけるべきは「これが食べたかった!」という一食。
今回は
・波羅蜜(ランチ)・宗像堂(パン)、水円(パン)・べんり屋・EIBUN(沖縄そば)
を食べました。
「ここは外せない」「絶対食べたい」と決めた店にはしっかり予算を使い、あとはスーパーやコンビニも上手に活用。地元スーパーのサンエーやかねひでは、お土産もリーズナブルにそろう穴場スポットです。
器だけは丁寧に配送しましたが、それ以外のお土産はすべてキャリーバッグで持ち帰りました。手荷物持ち込み可能サイズの小さなキャリーケースでしたが「詰めて帰る前提」で計画。箱入りのお菓子などは現地でバラしてまとめ直し、「パッケージより中身優先」で割りきったことで、お土産代も送料も最小限に抑えられました。
旅の満足度は“お金をかけたか”よりも、“どこにどう使ったか”で決まるものだと思っています。「ここはかける」「ここは抑える」という視点をもつことで、大人の女2人旅は、ぐっと心地よく、そしてお得に楽しめるのではないでしょうか。
沖縄旅は選び方次第で、時期によってはかなりリーズナブルになることも。これから旅を計画する方は、ぜひ参考にしてみてください。