小室圭さんと眞子さんがベビーカーを押す写真がスクープされた5月22日、定例会見で出産について聞かれた西村泰彦宮内庁長官は、「申し上げることはない」と一蹴した。ところが30日、秋篠宮家の側近トップである吉田尚正皇嗣職大夫は会見で、「眞子さんに子どもが生まれた」と発表。わずか1週間のうちに、宮内庁の対応が一変した。
「秋篠宮ご夫妻は当初、『もう皇室とは関係ない』と無視するつもりでした。しかし報道が過熱し、認めざるを得なくなったのでしょう」(宮内庁関係者)
秋篠宮家の方針転換は日常茶飯事で、周囲も振り回され続けている。
「西村長官も吉田大夫も、ご夫妻の意向を受けてコメントを出したことは間違いない。しかし西村長官はどこかの会見で、『私が殿下のお考えを確認せずに先走った』と謝罪するでしょう。吉田大夫も、警察庁の先輩である西村長官の面子を潰す形になってしまった」(同前)
西村長官は沖縄県警時代に九州・沖縄サミットの要人警備を指揮し、吉田大夫は福岡県警で「工藤会壊滅作戦」の陣頭指揮を執った。その後、ともに警視総監まで務めた2人だが、かつてないほどの「難事件」に立ち向かっている。
「週刊現代」2025年6月23日号より
「秋篠宮家」からキャリア官僚が次々と逃げ出している