きょう午後、北海道枝幸町の水産加工場で、汚水タンクの修理作業中に男性作業員2人が倒れ、このうち1人が死亡しました。
事故があったのは、枝幸町の「ほたて干貝柱加工場」です。きょう午後、「硫化水素が発生するところに男性2人が落ちた」と通報がありました。
警察によりますと、加工場ではポンプを交換する作業が行われていて、40代の男性がはしごで汚水タンク内に入り、倒れました。さらに、それを目撃した別の40代の男性も助けようとタンクに入り、倒れたということです。
2人は病院に運ばれましたが、先に倒れた男性が死亡しました。
警察は2人が硫化水素を吸った可能性もあるとみて、原因を調べています。