大阪・吹田市の「万博記念公園」は30日、公式サイトを更新し「『大阪・関西万博』会場と間違えて来られるお客様が大変多くなっています」と注意を喚起した。
同公園は1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備したもの。現在、大阪市の夢洲で開催中の「大阪・関西万博」と間違って訪れる観客が多いため、異例の呼びかけを行ったようだ。
サイトでは「当公園『万博記念公園』(大阪府吹田市)は、1970年大阪万博の跡地に作られた公園です」と説明し「2025年大阪・関西万博の会場ではございません。2025年大阪・関西万博(EXPO 2025 OSAKA, KANSAI)は、大阪市此花区・夢洲(ゆめしま)にて開催されています。お間違えのないよう、十分にご確認ください」と呼びかけ、大阪・関西万博のサイトの「アクセス」に誘導している。
なお大阪・関西万博開幕後の15日には「『大阪・関西万博』関連の間違い電話等が大変多くなっています」として「正しいお問い合わせ先へのご連絡をお願いいたします」と記している。
同公園では5月2日から「ジモトメシ!! ~SOUL FOOD CARNIVAL~」ロハスフェスタ万博 2025春」などさまざまなイベントが予定されている。