万博のフードコート着席は「有料」らしい――。大阪・関西万博の開幕(4月13日)への機運が高まる中、会場に設置されるフードコートをめぐって、ネット上で賛否の声があがっている。
SNSでは「客からお金を奪う事に必死すぎる万博や」などと不満の声があがる一方で、「その時間は確実に座れる席があるのって助かる」という意見もあった。
話題になっているのは、「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」。万博会場内の飲食施設で最大となる約2000平方メートルの面積を誇るフードコートだ。
たこ焼きや串カツなど、大阪を代表する老舗が一堂に介しているほか、大阪府各市町村の名物グルメを期間限定で楽しめる。
また、会場入り口には2024年ねぶた祭最高賞を受賞した巨大ねぶたが展示され、和モダンな雰囲気を演出している。
運営会社のホームページによると、屋内の飲食スペースは、フードコート中央に設けられており、最大約1000席の確保を目指しているとしている。
このうち座れるのは約500席。予約用のホームページを確認したところ、やはり「有料」だった。料金は1席につきで50分で550円。
予約が必要ない無料席も用意されているが、こちらは「立ち食い」形式になる。
予約状況を確認すると、今のところ比較的余裕があるようで、たとえば開幕する13日の11時40分~12時30分の席予約は、8日午前11時段階で130席ほどの空きがあった。