4月13日に開幕する大阪・関西万博をめぐり、参加する158の国や地域のうち、5か国のパビリオンが、開幕日に間に合わないことが分かりました。内装工事や展示が間に合っていないためだということです。 万博には158の国や地域と、7つの国際機関が参加し、それぞれがパビリオンを出すことにしています。 主催する博覧会協会によりますと、このうち、153の国・地域が、客を入れることのできる使用許可を得ていますが、5か国のパビリオンについては使用許可が得られておらず、13日の開幕に間に合わないことが分かりました。内装工事や展示が間に合っていないためだということです。 開幕に間に合わないことが判明したのは以下の国です。 【タイプA】ネパール 【タイプB】チリ・ベトナム 【タイプC】ブルネイ 【タイプX】インド 博覧会協会は11日、記者団に対し「引き続き、各国とコミュニケーションを取りながら進めていく」とした一方で、「開幕日から開かないところもあるかもしれないが、現時点で『開けない』とも聞いていない」としています。