2020年刊行の書籍『おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方』(KADOKAWA)。出版と同時に瞬く間に話題となった本書は、おうち性教育シリーズとしてシリーズ化され、累計部数30万部を記録しています。そして、今年3月にはシリーズ第3弾となる『こどもせいきょういくはじめます』が発売されました。

第3弾では、生理時に女性が使うナプキンの枚数の目安を具体的に説明するなど、かなり踏み込んだ内容になっています。著者のフクチマミさんに、第3弾に込められた思いを聞きました。

◆性教育の話題を、茶化したくなる子どもたちも

大人になってから性教育に出合った私たちよりも、彼らの方が下地としてしっかりと身についているんです。低学年の頃から段階に合わせて性教育を進めていくことで、高学年になった時に知識や理解がさらに深まっているんだなと感じました。積み重ねって本当に大事なんですね」