新年度が始まって3日目ですが、すでに新入社員からの退職依頼が相次いでいます。なぜ、入社直後に辞める決断をしたのかを追いました。
今週から新しい生活がスタートした新社会人のみなさん。3日で、社会人生活3日目ですが、その感想は…。
SNSでは、すでにこんなつぶやきも…。
ところが、3日を待たずして本当に辞めてしまった新社会人が続出している現場がありました。
ひっきりなしにかかってくる相談の電話。退職代行サービスを行う会社です。
すでに、新卒の社会人から退職代行の依頼が続出していると言います。
入社式のあった1日の時点で5人。さらに2日には8人、そして3日には18人、計31人(3日午後3時時点)が退職代行を依頼し、去年の倍になっていると言います。
一体なぜ、入社直後にもかかわらず、退職依頼が続出しているのでしょうか?
実際に、退職代行の相談の際に寄せられた文面です。
さらに、企業の体質による理由も。
初任給をあげる会社も増えてきていますが、そこにも離職者が増える要因があると言います。
こうした若者の早期退職。厚生労働省が去年発表した、大卒社会人の3年以内の離職率も、およそ35%と過去15年で最も高い数値になっています。
誰しも、社会における数々の理不尽を前に「思っていたのと違う…」と感じたことがあるのではないでしょうか。
どうすれば、若者の早期退職を食い止めることができるのでしょうか?