3月23日、大阪府は八尾市保健所管内で麻しん(はしか)の陽性者が確認されたと発表しました。 府によりますと、陽性者は八尾市内に住む30代の男性で、ワクチン接種歴があり(1回)、発症前にはベトナムへ渡航していました。症状としては発熱・せき・発疹などがあり、自宅療養中だということです。 男性は3月21日の正午から午後1時まで八尾市立病院の1階と2階を利用し、不特定多数の人と接触している可能性があるということです。府は、この日時に八尾市立病院を利用した人で4月11日までに発熱や発疹などはしかを疑う症状が現れた場合、事前に医療機関に連絡の上、マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて速やかに受診するよう呼びかけています。 府によりますと、はしかの潜伏期間は約10日から12日(最大21日間)で、はしか患者と接触した場合には、接触後3週間注意が必要だということです。