宮内庁は28日、4月から筑波大学(茨城県つくば市)に進学される秋篠宮家の長男悠仁さま(18)の生活拠点として、つくば市内の集合住宅の一室を確保したと発表した。
悠仁さまは赤坂御用地(東京都港区)内のお住まいと2拠点で学生生活を始められる。
宮内庁は28日、4月から筑波大学(茨城県つくば市)に進学される秋篠宮家の長男悠仁さま(18)の生活拠点として、つくば市内に集合住宅の一室を確保したと発表した。悠仁さまは赤坂御用地(東京都港区)のお住まいと2拠点で学生生活を送られる。
赤坂御用地と同大は約60キロ離れており、悠仁さまが合格された昨年12月以降、宮内庁は秋篠宮家を支える皇嗣職を中心に、通学方法の検討を進めてきた。進学先の生命環境学群生物学類では、実習や実験があり、帰宅が遅くなったり早朝の通学が必要になったりすることが予想され、同庁は単身者用の部屋を確保した。
賃料は秋篠宮家の生活費から支払い、宮家職員は常駐させない。悠仁さまは当面、赤坂御用地から車で通われる。9月の成年式後は、皇室の行事にも参加される。授業がない時期の活動が想定されている。