「中華そば390円」を死守していた日高屋ですが、人件費や物価上昇の波には逆らえず、昨年12月に420円へと値上げしました。しかし、今年1月の既存店客数は前年比で6.6%増、2月も5.5%増と、客は離れていません。外食チェーンの中でダントツの安さを維持しており、相対的な安さが集客力につながっていると考えられます。とはいえ、日高屋の地盤は首都圏の1都3県のみ。北関東や新潟・長野への進出を目指しています。安さは武器となるのでしょうか。近年におけるハイデイ日高の業績と、今後の方針をまとめました。
◆デフレ時代に店舗を拡大