奈良県が実施する韓国・KーPOPの関連イベントについて、奈良県の山下真知事は2月13日午前10時からの定例会見で現在の状況に言及しました。 イベントは、奈良県と歴史的にゆかりのある韓国・忠清南道との交流推進の一環で、今年10月に「K-POPアーティスト」が出演する無料イベントが企画されています。 これについて、一部の県議会議員から「多額の公金が使われ、一過性の祭りで終わるのではないか」などと、費用対効果を疑問視する声が上がり、山下知事も「経費が節減できるよう努めていきたい」と話していて、県の方針が注目されています。 山下知事は、当初予定していた奈良公園から奈良市にある「なら100年会館」に変更する考えを明らかにしました。 総事業費は約2億7000万円にのぼるため経費節減を求める声があがっていたことから、総事業費も2900万円におさえるということです。 いっぽう無料イベントは維持し、来日アーティストは2-3組で、まだ詳細は決まっていないということです。