筑波大学への入学があと2か月後に迫った悠仁さま。昨年9月に18才になられたものの“学業優先”で延期されてきた成年式は、大学入学後に行われる予定だ。
【写真】筑波大の学生寮の外観、バッサリと髪を切られ、大胆にイメチェンされた佳子さま他
「男性皇族が成年を迎えたことを内外に表明する大切な儀式です。新生活のリズムや大学のカリキュラムなども考慮して、具体的な日程を調整しているようです」(宮内庁担当記者)
本来なら受験された時点で想定しておくべきことだが、筑波大学への通学方法もいまだ固まっていない。
「進学が決まった当初、宮内庁は『悠仁さまは車で通学される』との見通しを明らかにしていました。ところが今年に入って、“寮生活”という新たな選択肢が浮上してきたのです」(前出・宮内庁担当記者)
背景には、警備担当者たちからの悲鳴にも似たSOSがあるという。
「警察側から“毎日の車通学はさすがに無理がある”という声が上がっているのです。赤坂御用地から筑波大学までは約70kmの道のりで、ラッシュ時はひどい渋滞も予想される。県境をまたぐので、警視庁、埼玉県警、千葉県警、茨城県警の連携も必要です。毎日往復でこの規模の警備を行うのは前例がなく、警察側にとっては相当な負担になります。
当初、紀子さまはお車での通学を強く希望されていましたが、安全面を担う現場からの声を受けて、“悠仁さまが宮邸を出られること”を認めざるを得ない状況なのでしょう」(皇室担当記者)
そんななか悠仁さまの“新居”と囁かれているのが、現在完成間近の「未来社会デザイン棟」だ。
「学長が先頭に立って進めている大学改革の一環として新設される予定です。目指しているのは、学生同士が共同生活を送って切磋琢磨するという、海外の名門大学でよく見られる学生寮のスタイル。6畳一間の部屋に、風呂・トイレ・キッチンなどは共同で、さらに学生同士の交流の場を備えた最新のものになるようです」(筑波大関係者)
当の筑波大学ではいま、悠仁さまの教育に当たる教授たちと経験豊富な事務方が数人ずつ集まり“悠仁さま対策チーム”が結成され、議論を重ねているという。
「悠仁さまを滞りなく受け入れるための会議を続けています。その中で、悠仁さまが寮生活を送られる場合も検討されているそう。悠仁さまの合格を受けた会見で、学長は“寮で暮らしていただきたい”と話しています。大学側としても、新たな看板となる寮に入ってほしいという思いが強いのでしょう」(前出・筑波大関係者)
とはいえ、すぐに寮に入居するのは難しいようだ。
「紀子さまは、悠仁さまが新しい寮の完成直後に入寮されることで、国民から『悠仁さまのために新設されたのでは』という声が上がることを心配されているようです。現在、寮の工事は予定より遅れているようですし、完成後に改めて警備のチェックが必要です。新しい寮がほかの学生たちにも開かれ、しばらくしてからタイミングを見て悠仁さまもひとり暮らしをされることになるのではないでしょうか」(皇室関係者)
車でも通えない、寮生活もできない、結局、大学に通えない、という事態だけは避けていただきたいところだ。
※女性セブン2025年2月20・27日号