大阪府は、2月21日に府内で今年2例目となる麻しん(はしか)の発生届があったと発表しました。 府によりますと、麻しんの感染が確認されたのは愛知県内に住む20代の女性で、2月14日以降、発熱や発疹、せき、腸炎などの症状が出ていて、今は入院中です。 女性にはワクチン接種歴があり(2回)、発症前にはベトナムへの渡航歴があったということです。 女性が発症し不特定多数の人と接触した可能性のある日時や施設は次の通りです。

・2月14日正午~午後3時半 航空会社が準備した高速バス※名古屋駅から関西空港まで・2月14日午後3時半ごろ~午後6時ごろ 関西空港第1ターミナル・2月21日午後4時ごろ~午後6時ごろ 関西空港第1ターミナル・2月21日午後10時半ごろ~2月22日正午ごろ ハタゴイン関西空港※宿泊施設/泉佐野市 府によりますと、麻しんの潜伏期間は約10日から12日(最大21日間)で、麻しん患者と接触した場合には、接触後3週間注意が必要だということです。 府は、上記の感染の可能性がある日時に施設を利用した人で3月15日までに発熱や発疹など麻しんを疑う症状が現れた場合、事前に医療機関に連絡の上、マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて速やかに受診するよう呼びかけています。