兵庫県の斎藤元彦知事の告発文書問題で、昨秋の知事選時期に真偽不明の怪文書や、非公開で行われた百条委員会の音声データなどをNHK党の立花孝志氏に提供していた日本維新の会所属の県議3人が23日、神戸市内で会見した。
県知事選に配慮し非公開で行われた百条委員秘密会(知事選後に動画公開)の音声データを提供した増山誠県議は、提供を認めて謝罪。立花氏に情報を提供した状況を説明した。
昨年10月29日か30日に「わたくしのほうから連絡して、一度お会いしたいということでお話しさせていただきました」と説明。
百条委の音源を渡した状況については、「31日にカラオケボックスでお会いして、このデータをLINEでお送りしたということです」と明かした。
その時に持っていた知事の問題に関して収集した情報が書かれた「備忘録的な文書」も、「(立花氏から)それをいただけますか、ということでしたので、その時の流れでお渡しした」と説明した。
当時のマスコミの斎藤氏批判を「マスコミの皆さんが提示していた内容が間違っていると思っておりましたので、それを訂正する有用な情報だと思ったので提供したということです」と説明した。
「選挙において県民が知るべき重要な情報と思った」と述べた。
提供相手の立花氏に関しては「私は立花さんはメディアとして認識している」と語った。