埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、東京都は下水道管の緊急点検を始めました。
4日、緊急点検が実施されたのは、東京・東久留米市内にある深さ約13m、内径3m25cmの下水道管で、交通規制をしたうえで職員が地下へ降りて点検しました。
この下水道管は2024年度すでに一度点検が行われて異状はなかったものの、国からの要請を受けて緊急点検が行われたということです。
都は今後さらに、国から要請があった場所以外でも、内径2m以上で、腐食のおそれが大きいものなど都内約43キロの下水道管で点検することにしています。
点検は、職員による目視点検のほかに、地表から音波で空洞を調査する空洞調査も行われます。
大型の下水道管は、幹線道路の下にあることが多く、点検を行う際には交通規制が行われる見通しです。