〈「ただの穴だと思えばいける」“旭川17歳女子高生殺害”内田梨瑚(22)の“20歳舎弟”から届いた直筆の手紙「こんにちは、優花です。優花は今も変わらず毎日9~13時間も勉強してます」〉から続く
発生から8ヶ月が経過した北海道旭川市での女子高生殺害事件。世間を驚愕させたのは、犯行態様の凶悪さだけでなく、事件の主犯格・内田梨瑚被告(22)=殺人罪などで起訴=と旭川中央署のX警部補(当時)が不倫関係にあったことだった。今回、週刊文春の取材で、この警部補が内田との不倫について、道警から処分を受け、ひそかに退職していたことがわかった。
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事件について、社会部記者が解説する。
「起訴状によると、内田は小西優花被告(20)=殺人罪などで起訴=らと共謀して留萌市内から車で女子高生を連れ去り、顔面を殴るなどの暴行を加えた。その後、橋の欄干に座らせ『死ねや』などと罵り、川に落下させて溺死させたとしています」
中学時代の内田梨瑚被告
起訴後、事件に主だった動きは見られなかったが、2024年12月17日に小西の弁護人が旭川市内で会見を開き、起訴内容を大筋認めることを表明。内田とともに犯行に及んでいたことを説明し、小西から弁護人に寄せられた手紙には、「リコさんの事を止めていれば…」と後悔の念を綴っている。2024年12月24日配信の「週刊文春 電子版」では、小西が弁護人を通じて自らの罪を「懺悔」した手紙の内容などについて報じている。
このような状況になっても否認を続けているとみられる内田については、週刊文春が報じたX警部補との「禁断の不倫」についても世間の関心が集まっている。内田とXが出会ったのは今年1月、同市の繁華街「サンロク街」の中心にある雑居ビルに構えるカラオケスナックだった。

そして――。
「Xはその後、『被告の女と事件前に不倫していた』として2024年9月13日付で訓戒処分を言い渡され、すでに道警を離れています」
こう明かすのはとある道警関係者だった。
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配信中の「週刊文春 電子版」では世間を震撼させた「旭川17歳殺人事件」のその後を伝える。内田の近況、不倫警部補との馴れ初めとその後。そして、Xは一体どこに消えたのか。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)