選挙の神様の異名を持つ選挙プランナーの藤川晋之助氏が1日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事をめぐる公選法違反の疑いについてコメントした。
PR会社の女性代表が選挙期間中に「広報全般を任せていただいた」などとSNS戦略のコラムをネット上に公開し、公職選挙法に抵触する恐れがあるとして物議を呼んでいる。
司会の東野幸治からの「警察が動くのか。どう思われますか」の質問に藤川氏は「今ね、五分五分。内偵はしていると思いますけど警察が動くほどの根拠が成立してない」と指摘。公職選挙法をめぐって意見が別れることについては「斎藤さんを潰したいという人たちと斎藤さんを守りたいという人たちのシンパシーの差で理論が変わっちゃうだけなんですよ」と解説した。
これだけの注目を集めているが、このまま曖昧に終ってしまうこともあるという。「誰かが告訴すれば、そこは警察が動いてジャッジする。(告訴)しなかったら、なんとなく謎のまま終ってしまう可能性がある」と述べた。
カギを握るのはPR会社の女性代表。藤川氏は「本人が出てきて、『こうですよ』と言ってしまえば、解決する問題はあるはずなんですよ。それはやればいいのに、できないというのは、おかしいんじゃないかとなる」と述べた。