東京・新宿区歌舞伎町での売春の客待ち行為を警視庁が一斉に取り締まりました。こうした“立ちんぼ”をやめた女性が、実態を語りました。
歌舞伎町の大久保公園近くに集まる売春の客待ち、いわゆる“立ちんぼ”行為に対し、警視庁は10月以降、一斉取り締まりを行い、女性50人を摘発し、未成年の売春行為が確認されたホテルに立ち入りを行いました。
警視庁は売春をやめさせるため、専門相談員を紹介するなど支援しています。
立ちんぼ行為をやめた女性:精神面も体も結構限界で、半年以上休みなく、朝から遅い時間まで立ちんぼさせられていた。
この女性はパパ活で知り合った男性から強要され立ちんぼ行為をしていましたが、相談をきっかけに抜け出せたと言います。
立ちんぼ行為をやめた女性:(支援の提案を受けた時は)また一からやり直せるんだと思い、うれしくなった。(当時の自分には)我慢をせず警察に相談した方がいいよと言ってあげたい。
警視庁は検挙した女性に相談先として区役所などを紹介していて、「1人でも多く更生につなげていきたい」としています。