登山家の野口健氏が2日、Xで秋田県のスーパーにクマが立てこもり、殺処分となったことに、行政に苦情の電話などがかかってきているという報道に「行政としては人命重視は当たり前」との意見をつづった。
秋田市のスーパーにクマが立てこもった騒動について、クマは箱わなで捕獲され、その後、麻酔を使って眠らせた上、殺処分を行ったという。ただ、秋田市などには「殺さないで」「かわいそう」など、殺処分対応への苦情電話が掛かってきていることも報じられていた。
野口氏はこれを報じたネット記事にリプする形で「殺したのならば、その肉を食べ、毛皮を使い臓器を漢方にすればその命は無駄にはならない」とし「有り難くお命、頂けばいい」との考えをつづった。
「山に帰しても里に降りてきたクマはまた里に降りてきやすいと聞いた事があります」ともつぶやき「難しい問題ではありますが、行政としては人命重視は当たり前」との考えを示していた。