日産自動車の55歳の社員の男が部下の女性の家の合鍵を作って家に侵入し、下着などを盗もうとしたとして、警視庁に逮捕されました。
窃盗未遂などの疑いで逮捕されたのは、日産自動車の社員・鈴木智広容疑者(55)で、今月15日夜、同じ職場で働く部下の30代の女性の自宅に侵入し、下着などを盗もうとした疑いがもたれています。
警視庁によりますと、鈴木容疑者は今年6月下旬に職場で女性のかばんから鍵を取り出し、その場で型を取って合鍵を作っていて、逮捕までに40回以上侵入していたことが確認されているということです。
女性の家の風呂場とキッチンには小型の隠しカメラが設置されていて、侵入した際にSDカードからデータを抜き出していたほか、スマートフォンを使い、下着を撮影していたということです。
取り調べに対し、鈴木容疑者は「女性に好意を抱いた」「家には入ったが下着を盗むつもりはなかった」と容疑を一部否認していますが、警視庁は余罪を捜査しています。