斎藤元彦前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙を番組が取材すると、熱烈な支持者が殺到する異例の盛り上がりを見せていました。
兵庫県姫路市。雨が降るなか、商店街に斎藤氏の名前をアナウンスする声が響いています。人だかりのお目当ては斎藤氏です。老若男女問わず斎藤氏に握手を求める人が絶えません。
写真撮影やサインの求めに応じながら支持を訴えます。演説では本音もにじませました。
職員へのパワハラ疑惑などを告発された斎藤氏が、県議会の不信任決議を受け失職したことに伴う兵庫県知事選。
先月31日に告示され、過去最多となる7人が立候補しています。
前尼崎市長の稲村和美氏は「対話と信頼」を掲げ、風通しの良い兵庫県政の構築を訴えます。
元アナウンサーの清水貴之氏は、「ひょうごリスタート」を掲げ、県の活性化を目指します。
医師の大沢芳清氏は共産党の推薦です。
返り咲きを狙う斎藤氏の人気ぶりは神戸市でも。雨が降りしきるなか、斎藤氏の演説を一目見ようと、大勢の聴衆が集まっています。
議会からノーを突き付けられたはずの斎藤氏ですが、なぜこれほど応援の声があるのでしょうか。会場からは、“斎藤コール”が起きています。
全国の注目を集める兵庫県知事選。
前兵庫県知事の斎藤元彦氏に対する、街の評価は…。
一方で、厳しい意見も聞かれます。
このほか、知事選に立候補している会社社長の福本繁幸氏は、「若者と高齢者が取り残されないための政策」の必要性を訴えます。
政治団体党首の立花孝志氏は、「斎藤前知事が返り咲き、引き続き県政を担うことが健全だ」と主張します。
会社社長の木島洋嗣氏は、兵庫県と大阪府の合併による「関西州」構想などを掲げます。
(「グッド!モーニング」2024年11月3日放送分より)