さまざまな事情を抱えた人たちが利用するラブホテル。一般的には、ドキドキ、ワクワクしながら、ときにはソワソワと向かう場所だ。
今回は、そんなラブホ街での衝撃エピソードを紹介する。

◆学生時代は“ラブホ前”にある駐輪場を借りていた

実家がラブホ街にあった佐藤あつしさん(仮名・20代)。幼少期から大学卒業までをラブホ街で過ごしたという。

「私が住んでいたところは、昔は日本でも有数の歓楽街で、芸能人がよく打ち上げに利用するような場所だったと、大人たちから聞かされていました。でも今は、当時の盛り上がりはなく、ラブホにその面影が残されている程度です」

佐藤さんは学生時代、電車通学のため最寄り駅まで自転車を使っていた。地域指定の駐輪場を契約したのだが、その駐輪場が“まさにラブホ前”にあったそうだ。

「高校生のころはラブホとビジネスホテルの区別がイマイチつかなくて、似たようなホテルと認識していたんです」

しかし、一緒に来店した相手を見て驚愕したという。