横浜市で、ためらいがちに自転車を盗む“自転車ドロボー”の男がカメラにとらえられた。男は自転車を見つめつつ、一度立ち去ろうとしていたが、再び近づいて自転車を盗んだという。被害者によると、自転車は毎日使う愛用品だったと言い、怒りをあらわにしている。
神奈川・横浜市中区で14日、ためらいつつも盗みに手を染める“自転車ドロボー”の姿が撮影された。
“自転車ドロボー”の男は、大きなバッグを重そうに肩にかけ、深夜1時ごろに現れた。男は立ち止まると、店の前に置かれた自転車を、じっと見つめていた。
さらに1歩、2歩、自転車の方へと近付き、また、じっと見つめる男。そして、また自転車に近づいた。
次の瞬間、男はそのまま通り過ぎていった。男は頭によぎった自転車ドロボーを、思いとどまったかのようにも感じられた。
しかし、男は数歩歩いただけでくるりと、きびすを返し、また自転車に近づいてきた。今度は、ためらうことなくハンドルに手をかけ、自転車を動かし始めた。
そして持っていたバッグをカゴに乗せると、走り去っていった。
盗まれた自転車は、3年ほど前に約6万円で購入したもので、日々の通勤や買い物に使用し、乗らない日はほとんどないほど愛用していた自転車だという。
犯行の一部始終を見た被害者は、「乗ってっちゃおうか、乗っていくのやめようか、天使と悪魔がそこで闘っていた感じ」と男の印象を語っている。
また、被害者は「毎日電車通勤にはなるので、かなり憤りを感じます」と、怒りをあらわにしていた。
警察は、窃盗事件として捜査している。(「イット!」 9月20日放送より)