靖国神社の石柱に「軍国主義」などの落書きが見つかった事件で、台座に上っていた男が、事件が発覚した日に中国に出国していたことがわかりました。
この事件は8月19日未明、靖国神社の石柱に中国語で「トイレ」「軍国主義」などと書かれた落書きが見つかったものです。
前日の午後10時ごろには、不審な人物が石柱の台座に上る様子が防犯カメラに写っていたことがわかっていますが、この人物とみられる男が19日の午前中に、羽田空港から中国に出国していたことが新たにわかりました。
中国のSNSでは、110番通報の数時間前に、落書きの写真を投稿して「このあと香港に行く」という書き込みがあり、警視庁が関連を捜査しています。