LINEヤフーは26日、運営する無料通信アプリ「LINE」の企業向けアカウント688件が7月に不正アクセスを受け、乗っ取られる被害があったと発表した。
企業の公式アカウントと個人のやりとりが一部閲覧されたり、個人に不審なメッセージが送られたりしたという。
発表によると、7月10~18日に複数回にわたり、第三者から流出するなどしたパスワードを使ってログインを試みる「パスワードリスト攻撃」があり、不正操作が行われたことを確認した。乗っ取られた企業アカウントから詐欺などのメッセージが送られた可能性があり、LINEヤフーはアプリの利用者に対し、不審なメッセージを受信した場合、疑わしいURLをクリックしないよう呼びかけている。