【夏の怪談特集】最近は、幽霊は脳が見せる幻覚といった説明をされることが多い。それでも稀に霊感を持っていると主張する人がいるが、彼らにはどのような光景が見えているのだろう。
アンケートに回答した30代後半の女性は「ごく僅かに多分霊感があってたまに見えます」と明かし、自身の経験した恐怖体験について語った。この女性曰く、あらゆるところに幽霊は存在しているらしい……(文:國伊レン)

女性は以前、駅構内の線路で、「這いつくばって何かを探していた男性」を見かけたという。線路内に物を落とした場合は駅員に声をかけるのが普通なので、異様な光景だっただろう。周囲の人も彼に反応していなかったようで、女性はこう推測する。
「多分飛び込みで死んだ人で自分のパーツを探していたんじゃないかなと思いました」
地縛霊の類だったと女性は言いたいようだ。また、他にも訳ありの幽霊を見たことがあるそうで
「チャリに乗った信号待ちをしている男性の腰に、下半身がないびっくりするほど綺麗な女性が嬉しそうに抱きついていていました」
と打ち明けた。その幽霊は見た目は「絶世の美女だった」というが「何となく嫌な感じがしたので全く羨ましくなかった」とのこと。その男性と美女の幽霊はどんな関係だったのだろうか。
また、ある夏の日に昼寝をしていた際には、金縛りに遭い「タオルケットを掴みながら私の足元から顔の方へ女性が這ってきました」と打ち明けた女性。
「夏で薄手の生地だったので、タオルケットを掴む女性の小さな手が妙にリアルに感じらました」
ホラー映画さながらの展開だ。結末はというと、「あと少しで顔というところでいなくなった」とか。実害は出なかったが、かなり怖い思いをしたことだろう。女性は金縛りに遭うことが多々あるため、布団を顔まで被って寝ており、幽霊と目が合うことはなかったそうだ。
「今でもたまに金縛に遭うのですが、その時によって、金縛の内容も変わります。寝不足のもとになるので心の底からやめて欲しいと思います」
一般的にはストレスや疲れが金縛りの一因になると言われているが、女性の場合はどうだろうか。女性が幽霊を見た経験はまだまだある様子……。後編に続く。
※キャリコネニュースではアンケート「幽霊はいると思いますか?」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/IBVJN87L