お盆休みまっただ中です。暑さに警戒が続く中で、普段とは違うお盆休みを過ごす人もいます。さらに、週末には台風7号にも警戒が必要です。 ◇13日、埼玉県川越市は、すれちがうのも大変なほどの人でごった返していました。記者「すごい人がいますね。歩道を歩くのもギリギリです。路地も人でいっぱいです」13日から「お盆休み」に突入。観光客であふれかえる“小江戸”埼玉県川越市。埼玉県内では“体温超え”37℃以上となったところもあるなど、猛暑に引き続き厳重な“警戒”が求められる中、お盆休みと重なる1週間、別の警戒をする人もいました。

神奈川から来た人「海は避けました。いつも海とかは毎年行くけど、なんとなく地震もあるし」南海トラフの「巨大地震注意」が13日現在も発表されているため、楽しみにしていた海水浴を断念。急きょ、予定を変更して“海なし県”の埼玉に遊びに来たといいます。さらに、念には念を入れ…神奈川から来た人「いろいろ車に詰め込んできました、防災グッズ的な」家族全員分の簡易トイレや食料などをマイカーに「備蓄」。いつ来るかわからない大地震に備える意味でも、クーラーボックスを車に積んでいるという人もいました。神奈川から来た人「南海トラフって聞くと、いつも以上に気はつかっているかもしれない」“東京の空の玄関口”でも…記者「羽田空港第2ターミナルです。お盆休みでたくさんの人がいます」例年と変わらぬ“大移動”。しかし、ここでもお盆休みの行動に変化が起きていました。山口に帰省する人「普段なら持って行かない飲み物をスーツケースに何本か入れて、1リットルのお茶を4~5本。九州の方で地震があったので」八丈島に帰省する人「小腹がすいた用とは別に1食、2食足りるくらいには持ってきています。いつ災害起きるかわからないので」地震への備えで食料やおむつなどの日用品を多めに準備してきたという人たちがいました。ほかにも、和歌山旅行に行く人は予定が“白紙状態”になったといいます。和歌山に旅行に行く人「海水浴行きたいけど、南海トラフ(の巨大地震注意)の影響で行きたい海水浴場しまった。おとといくらいに閉まっているのを知ったので変えられないかなって」──波乱なお盆休み?和歌山に旅行に行く人「先行き不安です」関西有数の海水浴場にも地震の影響が及んでいます。記者「今日は日差しがとても強く、海水浴日和なのですが、3連休の中日にもかかわらず、白良浜は遊泳禁止で閑散としています」誰もいないビーチ。和歌山県白浜町では8日の地震を受け、連休初日の10日から白良浜など4つの海水浴場への立ち入りを完全に禁止。隣接の駐車場も閉鎖したのです。海水浴場の近くでは、記念撮影だけをして帰る観光客の姿もありました。広島から来た人「“心構え”だけはしてきたが、まさか本当に遊泳禁止とは思っていなくて」地震への“心構え”が求められる異例のお盆休み。さらに、もうひとつ“心構え”が必要そうなのが、日本付近で相次いで発生した台風です。鳥取に帰省する人「ちょうど17日の土曜日に飛行機で(東京に)帰ってくるので、 羽田空港に降りられるか心配」12日に岩手に上陸し、大きな被害を与えた「台風5号」は熱帯低気圧となりましたが、お盆休み後半に注意が必要なのが、13日に新たに発生した「台風7号」です。海水温が高いため、発達しながら北上し、14日水曜日に小笠原諸島に最接近した後、15日木曜日には伊豆諸島へ。予報円の西側を進んだ場合、16日から17日にかけ暴風域を伴いながら関東地方や静岡県へと近づき、その後、東北に再び台風が接近する可能性が出てきたのです。関東や東北の沿岸部などでは警報級の暴風のおそれがあるため、お盆休みは台風への早めの備えも必要です。
お盆休みまっただ中です。暑さに警戒が続く中で、普段とは違うお盆休みを過ごす人もいます。さらに、週末には台風7号にも警戒が必要です。

13日、埼玉県川越市は、すれちがうのも大変なほどの人でごった返していました。
記者「すごい人がいますね。歩道を歩くのもギリギリです。路地も人でいっぱいです」
13日から「お盆休み」に突入。観光客であふれかえる“小江戸”埼玉県川越市。
埼玉県内では“体温超え”37℃以上となったところもあるなど、猛暑に引き続き厳重な“警戒”が求められる中、お盆休みと重なる1週間、別の警戒をする人もいました。
神奈川から来た人「海は避けました。いつも海とかは毎年行くけど、なんとなく地震もあるし」
南海トラフの「巨大地震注意」が13日現在も発表されているため、楽しみにしていた海水浴を断念。急きょ、予定を変更して“海なし県”の埼玉に遊びに来たといいます。
さらに、念には念を入れ…
神奈川から来た人「いろいろ車に詰め込んできました、防災グッズ的な」
家族全員分の簡易トイレや食料などをマイカーに「備蓄」。
いつ来るかわからない大地震に備える意味でも、クーラーボックスを車に積んでいるという人もいました。
神奈川から来た人「南海トラフって聞くと、いつも以上に気はつかっているかもしれない」
“東京の空の玄関口”でも…
記者「羽田空港第2ターミナルです。お盆休みでたくさんの人がいます」
例年と変わらぬ“大移動”。しかし、ここでもお盆休みの行動に変化が起きていました。
山口に帰省する人「普段なら持って行かない飲み物をスーツケースに何本か入れて、1リットルのお茶を4~5本。九州の方で地震があったので」
八丈島に帰省する人「小腹がすいた用とは別に1食、2食足りるくらいには持ってきています。いつ災害起きるかわからないので」
地震への備えで食料やおむつなどの日用品を多めに準備してきたという人たちがいました。
ほかにも、和歌山旅行に行く人は予定が“白紙状態”になったといいます。
和歌山に旅行に行く人「海水浴行きたいけど、南海トラフ(の巨大地震注意)の影響で行きたい海水浴場しまった。おとといくらいに閉まっているのを知ったので変えられないかなって」
──波乱なお盆休み?
和歌山に旅行に行く人「先行き不安です」
関西有数の海水浴場にも地震の影響が及んでいます。
記者「今日は日差しがとても強く、海水浴日和なのですが、3連休の中日にもかかわらず、白良浜は遊泳禁止で閑散としています」
誰もいないビーチ。和歌山県白浜町では8日の地震を受け、連休初日の10日から白良浜など4つの海水浴場への立ち入りを完全に禁止。隣接の駐車場も閉鎖したのです。
海水浴場の近くでは、記念撮影だけをして帰る観光客の姿もありました。
広島から来た人「“心構え”だけはしてきたが、まさか本当に遊泳禁止とは思っていなくて」
地震への“心構え”が求められる異例のお盆休み。さらに、もうひとつ“心構え”が必要そうなのが、日本付近で相次いで発生した台風です。
鳥取に帰省する人「ちょうど17日の土曜日に飛行機で(東京に)帰ってくるので、 羽田空港に降りられるか心配」
12日に岩手に上陸し、大きな被害を与えた「台風5号」は熱帯低気圧となりましたが、お盆休み後半に注意が必要なのが、13日に新たに発生した「台風7号」です。海水温が高いため、発達しながら北上し、14日水曜日に小笠原諸島に最接近した後、15日木曜日には伊豆諸島へ。
予報円の西側を進んだ場合、16日から17日にかけ暴風域を伴いながら関東地方や静岡県へと近づき、その後、東北に再び台風が接近する可能性が出てきたのです。