超高齢社会に突入し、日々孤独死が増えていっている。2024年の警視庁のデータによると、年間約6.8万人が自宅で孤独死を迎えることになるという。そうなると、どうしても向き合わなきゃいけない問題としては、遺品をどうするかだ。一緒に暮らしていない家族が引き取るのか、それとも全てこちらで処分してもいいのか。
都内を中心にさまざまな現場で特殊清掃を手がけるブルークリーン株式会社で働きながら、特殊清掃の実態を伝える登録者5万3000人以上のYouTubeチャンネル「特殊清掃チャンネル」を運営している鈴木亮太さんに現場作業で出てきて対応に困った遺品について話を聞いた。

◆切っても切ることができない根深い問題