連日猛暑が続き、エアコンがフル稼働という人も多いのではないでしょうか。その一方で、気を付けたいのがエアコン内部に発生する「カビ」です。ぜんそくや肺炎を引き起こす可能性もあり、注意が必要です。
都内に住む男性。エアコンを稼働させたところ、風のにおいが気になったため、業者に清掃を依頼しました。清掃前のエアコンを見てみました。
羽根の一枚一枚にカビやほこりがあります。さらに、エアコンのカバーを取り外した内部にも…。
異臭を放つ「カビ風」の原因になるという内部のカビ。水で洗浄すると、黒色のカビがどんどん流れ落ちてきます。
洗浄後のエアコンを見てみると、羽の部分についていたカビはきれいに洗い落とされていました。
カビの特徴について、専門家こう話します。
中でも夏場のエアコンは、カビが好む環境がそろっているといいます。
エアコン内部のカビが風に乗って、室内をどれくらい舞っているかを可視化した実験映像を見ると、エアコンをつけた後は風に乗って部屋の広い範囲にカビが漂っていることが分かります。
カビ風を吸い込むと、体に影響があるのでしょうか?
エアコンを使用している人からは、せきが気になるという声も聞かれました。
せきが長期間治まらない場合は…。
ぜんそくや肺炎を引き起こす可能性もあるというカビ風。エアコンのクリーニング業者によりますと、カビの発生を抑えるには、フィルターの定期的な掃除に加えて、冷房を使い終わった後のひと手間が大事だといいます。
(「グッド!モーニング」2024年7月23日放送分より)