活発化する梅雨前線の影響で各地大雨となっています。17日(月)夜から18日(火)午前中にかけては西日本を中心に非常に激しい雷雨となりました。
18日(火)正午までに線状降水帯の発生は確認されていないものの、前線に向かって流れ込む非常に暖かく湿った空気がもたらす雨に引き続き警戒が必要です。
18日(火)午後2時以降の雨の予想を見ると、発達した雨雲は東日本に進み、東海や関東で雨脚が強まる見通しとなっています。特に関東は夕方以降、帰宅時間帯を直撃しそうです。激しく降った場合、道路が冠水する恐れもあるため、車の運転などには十分注意してください。交通機関に影響が出る可能性もあるため、時間に余裕をもった行動が必要です。
雨は18日のうちに止み、19日(水)は広く暑さが戻ります。30℃以上の真夏日が続出するほか、35℃を超えて猛暑日となるところもありそうです。雨上がりで湿度も高いため、危険な暑さとなりそうです。屋外ではこまめな休憩や水分補給、屋内でも我慢せずエアコンを使用するなど熱中症対策を心がけてください。
18日(火)は梅雨前線が太平洋側を中心に広く雨を降らせるものの、19日(水)と20日(木)は天気が回復して、いったん日差しが戻るところが多くなる。そのため、まだ梅雨入りしていない中国、近畿、東海、関東甲信、北陸地方の梅雨入りは傘マークが連続して付き始める週末が本命です。21日(金)以降は前線が再び本州付近に北上して停滞するため、しばらく雨が続く予想となっています。平年と比べると遅くなっている梅雨入りが続々と発表される可能性が高まりました。梅雨入り後は早々に大雨となることも珍しくありません。ハザードマップで生活圏にある危険な場所を確認しておくなど、大雨に備えておきましょう。