安倍派の自民党議員だった宮沢博行氏が２日、「サンデージャポン」（ＴＢＳ系）に出演。裏金問題について当事者の立場から解説した。
宮沢氏は派閥幹部から「しゃべるな」と言われたことを暴露して話題となった人物。先日、パパ活不倫が発覚し、議員辞職していた。騒動についてお詫びをしつつも、政治資金規正法改正の議論が進む今だから話せることがあるとして番組出演していた。
番組で話題となったのば森喜朗元首相の関与だ。安倍派のキックバックについて森氏は知っていたのかどうか。宮沢氏は「森さんとお金の問題に関しての関係性は分からない。ウワサレベルのことなんですよ。それを私がさも知っているかのように話すのは信義に反する」と首を横に振った。
一方で、「派閥の中で森さんの影響力は大きいなと思っていました。段々大きくなっていった感じがする。やはり出世するためには森さんにあいさつしに行かないといけないの？と感じていた。でも私はゴマするの大嫌いですから行かなかった。で、安倍（晋三）総理が会長になられたときは森さんではなく、安倍会長としっかり向き合っていけばいいんだろうなとホッとしたところある」と明かしていた。