愛知県一宮市で2022年、幼い娘3人の首を絞めて殺害した罪に問われている母親の裁判で、検察は懲役25年を求刑しました。 一宮市の無職・遠矢姫華被告(29)は2022年2月、自宅で3人の娘の首を絞め、殺害した罪に問われています。 これまでの裁判で、遠矢被告は起訴内容を認めていますが、弁護人が「重度のうつ病で、心神喪失状態だった」と無罪を主張しています。 4日の裁判で、検察は「真面目で完璧主義な性格から思い詰めた状態で、精神疾患の要素は全くない」と責任能力があったと主張し、「周囲に相談もせずに無理心中を一方的に決意した」として懲役25年を求刑しました。 判決は6月11日に言い渡されます。