タレントの松本人志さんが記事の内容をめぐって文芸春秋などに賠償を求めた裁判で、きょう、非公開の手続きが行われ、松本さん側は「同意を得ずに性的行為を強制したことは一切ない」と主張しました。
【写真を見る】「いかなる女性に対しても同意を得ずに性的行為を強制したことは一切ない」松本人志さん側が主張 文春記事めぐる松本人志さんの名誉毀損訴訟の弁論準備行われる
「週刊文春」は、松本人志さんから同意のない性的行為をさせられたという複数の女性の証言を報じ、これに対し松本さんは「一方的な供述を取り上げた」などと、発行元である文芸春秋などに総額5億5000万円の賠償などを求める訴えを起こしています。
きょう、非公開の手続きが行われ、松本さん側は「いかなる女性に対しても、同意を得ずに性的行為を強制したことは一切ない」と主張しました。
また、松本さん側はこれまで、記事への「慰謝料」として賠償を請求していましたが、松本さんが現在も休業中であることから、今後「休業補償」も求めていく考えを示しました。
一方の文芸春秋側は、「同意のない性的行為はいずれも事実」などと主張し、訴えを退けるよう求めています。
次回の審理は8月14日に予定されています。