千葉・松戸市で2日、高級車のランドクルーザーが反対車線を逆走して、その先で信号無視をする危険運転の一部始終をカメラが捉えた。ランドクルーザーには外国人と見られる2人が乗車していて、無謀運転の目撃者は「盗難車両ではないか」と思ったという。
6月2日午前5時前、千葉・松戸市でドライブレコーダーが捉えた危険な運転。
幹線道路を走る車に近づいてきたのは、高級車のランドクルーザー。
対向車線を走る車が通り過ぎた次の瞬間、ランドクルーザーは対向車線にはみ出し逆走。
車を追い越すために、対向車線を約100メートル進んでいった。強引に追い越された運転手の男性は、恐怖よりも大きな驚きを覚えたと話す。
目撃した運転手:ランクルが自分の後ろについたと同時くらいに抜かしていったので、まさかそっちから抜かしてくるとは思わなかったので、驚きが大きい。大体80~90km/hくらいは出ていたのではないか。
この道路の制限速度は50km/h。 ランクルはそれをはるかに超えるスピードで追い越していったのではないかとみられる。
危険な運転は、その後も続き、逆走して追い越した先は赤信号だったにもかかわらず、ブレーキランプを点灯させ停車するのかと思いきや、止まることなく、そのまま信号無視して交差点に進入していった。
その後も信号無視を繰り返した白いランクル。逆走での追い越し、信号無視と、決して交通量が多くない時間帯に交通違反を繰り返した理由について、男性はこう推測する。
目撃した運転手:わざわざ信号無視までして急ぐ理由って何だろうと思って。もしかしたら結構盗まれやすい車種というのもあったので、盗難されているんじゃないかと。
車は国内外で高い人気を誇るランドクルーザーで、乗っていたのは外国人とみられる2人。車はその後、茨城方面に向けて走り去ったという。(「イット!」 6月5日放送より)