「つばさの党」代表ら3人による公職選挙法違反事件で、3人が選挙カーを追い回し始めたのは、他の候補者の車を偶然発見したことがきっかけだったことがわかりました。
再逮捕された「つばさの党」の黒川敦彦容疑者(45)と根本良輔容疑者(29)ら3人は、4月の衆議院補欠選挙で、立憲民主党候補者の選挙カーを約20分間、3kmにわたり執拗(しつよう)に追い回したなどの疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、黒川容疑者らが追いかけ始めたのは、告示日翌日に偶然発見した立憲民主党の選挙カーを追い回したことがきっかけだったことがわかりました。
同様の行為は10回以上確認されていて、警視庁は悪質な追尾行為がエスカレートしていったとみて調べています。