昨年4月の東京・江東区議選で初当選した日本維新の会所属のママ区議が、今年2月、東京地裁から不貞行為があったとして“シタ妻”認定されていたことが、「週刊文春」の取材で分かった。
【画像】東京地裁から“シタ妻”認定されていた松澤愛里氏(40)《4児のシングルマザー》
この江東区議は、松澤愛里氏(40)。4児のシングルマザーの立場をアピールして当選を果たした人物だ。大妻女子大短期大学部に在学中だった2004年には、ミス・ユニバース・ジャパンで3位に輝き、モデル活動の経験もある。

私生活では、2007年に結婚した会社経営者の男性との間に4人の子どもをもうけたが、
「2018年の秋頃から、夫に不倫を疑われるようになり、離婚話が浮上。結局、2020年に離婚しました。その後、子どもの親権をめぐり法廷闘争となっています」(維新関係者)
その「不倫」の一部始終が記されているのが、「週刊文春」が入手した裁判資料だ。裁判は、松澤氏を寝取られた“サレ夫”が、離婚後、不倫相手でベンチャー企業役員のA氏を相手取って民事で提訴したもの。今年2月、東京地裁は不倫の事実を認定した上で「離婚の原因は不倫にある」と、“サレ夫”の主張をほぼ認める判決を下したのだ。
松澤氏に聞いた。
――裁判で不倫が認定された。
「元夫からの嫌がらせがホントに酷くて、警察が選挙のときに動いていたこともあったし、虐待、DVも酷かった。でも元夫は一般人で、プライベートなことを口にするのもよくないので、お話ししません!」
確かに親権争いの中で、元夫が子どもの尻を叩くなどの行為があったと認定されたことも事実。一方で、松澤氏の言い分も「供述はただちに信用できない」(東京地裁判決)とされている。
さらに元夫は小誌の取材に、維新の会の“問題体質”が浮き彫りになる、ある証言をするのだった――。
維新の馬場代表 時事通信社
6月12日(水)12時配信の配信の「週刊文春 電子版」および6月13日(木)発売の「週刊文春」では、元夫の証言に加え、松澤氏の不倫の内容や維新の会の「緩すぎる身体検査」の実態などについて詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年6月20日号)