大阪公立大学で最大250人の致死量に相当する「青酸ソーダ」などがなくなった問題で、警察は大学院のOBの男を逮捕しました。窃盗の疑いで逮捕されたのは、大阪公立大学大学院を修了した、竹林尚志容疑者で、去年8月、大学の研究室の保管庫から毒物の「青酸ソーダ」を盗んだ疑いが持たれています。今月、大学では、「青酸ソーダ」と「青酸カリ」、あわせて50グラム、最大で250人の致死量相当分がなくなっていたことがわかり、警察に盗難届を提出。その後の調べで、保管庫を開ける権限を持っていた竹林容疑者が浮上しました。調べに対し、「実父を殺害するために盗んだ」と供述し、容疑を認めていますが今のところ、父親に健康被害はないということです。また、竹林容疑者は青酸カリについては「研究室で捨てた」と話していて、警察が裏付け捜査を進めています。
大阪公立大学で最大250人の致死量に相当する「青酸ソーダ」などがなくなった問題で、警察は大学院のOBの男を逮捕しました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、大阪公立大学大学院を修了した、竹林尚志容疑者で、去年8月、大学の研究室の保管庫から毒物の「青酸ソーダ」を盗んだ疑いが持たれています。
今月、大学では、「青酸ソーダ」と「青酸カリ」、あわせて50グラム、最大で250人の致死量相当分がなくなっていたことがわかり、警察に盗難届を提出。その後の調べで、保管庫を開ける権限を持っていた竹林容疑者が浮上しました。調べに対し、「実父を殺害するために盗んだ」と供述し、容疑を認めていますが今のところ、父親に健康被害はないということです。