元衆院議員の金子恵美氏が28日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金・後9時)に生出演。立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に無所属で立候補すると表明したことについて、私見を述べた。
現職の小池百合子知事(71)も3選を目指して出馬する意向で、両者の対決を軸に選挙戦が展開される見通しとなったことについて聞かれた金子氏は「私、去年のだんじり祭に蓮舫さんとご一緒したんですよ」と、まず話し出した。
「私、ネットで(蓮舫氏と)バチバチやってるイメージがあると思うんですけど、プライベートでは普通にいい方だった。思ったほどの方ではなかった」と続けたが「こと、都知事、政治家としては話が別で」ときっぱり。
「是々非々で冷静に言っておきたいのは、都知事選に出馬するという決断はすごい敬意を表するところなんですけど、だからこそ出馬会見に関心を持って見てたんですが、トップを務めようという人にはビジョンを語ってもらいたいと言うか東京の未来を語ってほしかったのに、過去というか、裏金の話や後ろ向きの話を語られたというのは正直、残念だったなと」と蓮舫氏の出馬会見をバッサリ。
「この後に政策は詳しく説明されるとおっしゃってましたけど、日頃、都政に関心があったら、都政でこういうことをしたいんだというビジョンは出てくると思うんだけど、今回、出て来た裏金というワードで勝負してきたというのは、これまでの野党としての役割、素の蓮舫さんに染みついたスタイルになっちゃってたんだろうなって」と続けると「野党の大勢いる議員の1人ならいいんですけど、首都・東京の首長ですから。総理と同じくらいの責任ある仕事だと思うので、このスタンスでやったら立ち行かなくなると思う」と危惧していた。