兵庫・西宮市で「モクゲキ!」されたのは、バイクの当て逃げの瞬間。
「後ろからドーンと来た感じ。もう一瞬何があったのかわからなかったです」
4月20日午後8時過ぎ、幹線道路を走る車が赤信号で停車中に、バイクに当て逃げされた。
車はクラクションを鳴らしたが、何事もなかったかのように車の脇をすり抜けていく“当て逃げバイク”。
被害者の男性は黙っていなかった。
「逃げられたらまずいので必死で追いかけました。もう走って。(バイクが)赤信号で止まっていたので、鍵を抜きました。『逃げてんじゃねーよ』って言って」
追突され、全治2週間のむち打ちの症状となりながらも、全力でダッシュして、なんとか追いついた被害男性。
その場でバイクの鍵を抜き、警察に通報した。
その後は、おとなしくしていたバイクの運転手。
警察が到着すると、もう1つの“違反行為”が判明した。
「ちょっと酒臭いなってことで、そこで飲酒運転が発覚しました」
実は今回の被害男性、飲酒したドライバーに代わって車を運転する運転代行業者。
バイクの飲酒運転について、「私のところも運転代行業といって、「飲酒運転撲滅」を目指している、そして仕事をしているものですから到底許せないですね、飲酒運転は」と語った。