JR鹿児島線の列車内で女子高校生のスカートを刃物で切り裂いたとして、36歳の派遣社員の男が再逮捕されました。男は「困っている姿を想像して楽しむためだった」と話し、容疑を認めています。器物損壊の疑いで再逮捕されたのは、福岡市東区箱崎の派遣社員・牧康平容疑者(36)です。警察によりますと、牧容疑者は4月22日、JR鹿児島線の箱崎から吉塚にかけて走行中の列車内で17歳の女子高校生に後ろから近づき、スカートの尻のあたりを刃物でおよそ7センチ切り裂いた疑いです。

女子高校生は登校後、スカートを切られた被害に気づき、事件が発覚しました。警察の調べに対し、牧容疑者は「服を切られた女性が困っている姿を想像し楽しむためだった」などと話し、容疑を認めているということです。牧容疑者は4月25日、同様の手口で18歳の女性のシャツなどを切り裂いたとして、すでに逮捕されていました。警察はほかにも被害を確認していて、牧容疑者との関連を調べています。