4月27日に静岡県葵区の南アルプス間ノ岳周辺に登山に出かけたあと、1週間以上経っても戻らず、行方不明になっていた49歳の男性が8日、発見されました。男性は、脱水症状があるものの、命に別状がないということです。
発見されたのは、神奈川県の会社員の男性(49)です。警察によりますと、男性は4月27日、1人で静岡市葵区の南アルプス間ノ岳に登山に行くと家族に告げて出かけましたが、5日経っても帰ってこなかったため、家族が警察に届け出をしました。
静岡県警の航空隊のヘリコプターなどが6日から捜索をしたところ、8日午前9時頃、山梨県警のヘリコプターが山小屋「熊の平小屋」付近で男性を発見し、静岡市の消防がヘリコプターで救助しました。
男性が入山してからすでに11日が経過していましたが、男性は脱水症状があったものの命に別状はないということです。