送検された男は本誌カメラマンを見ることなく、移送車の後部座席でずっと下を向いていた。
警視庁新宿署は5月23日までに、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)などの疑いで同区に住む無職・藤沢和容疑者(24)を逮捕した。警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているという。
「逮捕容疑となった事件は昨年4月に起きました。藤沢容疑者は当時17歳だった女子高生AさんとX(旧ツイッター)で知り合い、ダイレクトメッセージをやりとりする仲になったとか。藤沢容疑者は当初からAさんが18歳未満だと知っていたようです。
Xでのやりとりを繰り返した藤沢容疑者はAさんを誘い、新宿区内のホテルでわいせつな行為をしたとされます。さらに、その様子を動画撮影。スマートフォンに保存していたようです。不安に思ったAさんは後日、新宿署に相談し事件が発覚。警察は藤沢容疑者の自宅を家宅捜索していました」(全国紙社会部記者)
藤沢容疑者の犯行はAさんに対してだけではない。押収したスマホからは、女子中学生や別の女子高生10人以上とのわいせつな行為を撮影した動画など撮影データが約400点見つかったのだ。画像は藤沢容疑者の顔が映らないよう加工されていたという。
藤沢容疑者は、犯行動機について驚きの供述をしている。
「少女とわいせつな行為をしたかった。AVの個人撮影に興味がありました」
警察は被害者の特定を急ぎ、藤沢容疑者を東京都青少年健全育成条例違反の疑いでも捜査している。