能登半島地震の被災者のため、石川県珠洲市で配られた支援物資がフリーマーケットアプリ「メルカリ」で転売された疑いがあることが判明した。市の担当者は「支援してもらったものなのでやめてほしい」と呼びかけている。
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市によると、3月中旬に市民から「支援物資が転売されている」との情報提供があった。確認したところ、少なくとも二つのアカウントで、市内で被災者支援のため無料で配られたとみられるサプリメントや携帯トイレ、女性用の下着、人気グループ「なにわ男子」のタオルなどが、2月以降に数百円~数千円で売られていた。
いずれのアカウントも発送元は「石川県」となっており、一部の品では配られたものと同じく「販売はしておりません」などの表示も見えることから、市では支援物資の転売の可能性が高いとみている。市の担当者は「犯罪ではないので対応は難しい」としつつ、「必要な物資としていただいたものなので、こうした転売は残念」と嘆いた。【平塚雄太】