栃木・那須町で、高校生ら8人が雪崩に巻き込まれ死亡した事故の裁判で、検察側は教師3人に禁錮4年を求刑した。
事故で息子を亡くした奥勝さん「今後の学校事故の防止になる、教訓となる判決を望んでいます」
この事故は2017年、那須町のスキー場近くで雪崩が発生し、登山講習会に参加していた大田原高校の生徒7人と教師1人が死亡したもので、責任者だった教師3人が業務上過失致死傷の罪に問われている。
29日の裁判で検察側は、「当たり前の安全対策をすれば事故は防げた」と指摘し、3人に禁錮4年を求刑した。
一方、弁護側は「雪崩は予見できなかった」として無罪を主張した。